眠いのに寝れない!寝れない原因は?(±_±)
日本人の5人に1人は何らかの眠りに関する問題を抱えていると言われていますが、寝れないほどつらいものはないですよね。
「全く眠れないんだけど。。」
「どうしても眠れない(涙)」
「体は疲れてるのに眠れない」
「夜中や明け方によく目が覚める」
こういった症状が続く様であれば注意が必要です。
ぐっすり眠れないのには何か原因があるかもしれないですし、眠れない日が続く様であれば何かの病気が隠れているかもしれません。
ということで、今日は眠れない原因と対処法について!
目次
寝れない原因は?
「寝たいのに寝れない」という状態は2つに分けることができます。
1つは病気や体調、気温、妊娠など、原因がある程度特定できていて、物理的なものが原因となっている不眠。
□ 風邪で熱や鼻づまり、咳などが出る
□ 首こり
□ 腰痛
□ 頭痛
□ 花粉症
□ 喘息
□ 歯が痛い
□ 空腹
□ つわり
□ 暑い
これらが病気や不調に当たります。
そして、もう1つは原因がハッキリせず心理的・精神的な要素が強い不眠です。
□ 仕事で何かの悩みがある
□ ストレスや不安感・焦燥感を抱いている
□ 失恋して悲しい
□ イライラする
□ 興奮している
これらは心理的な原因となります。
前者の場合は、体調の回復と共に睡眠状態が改善されることが多く、体力もない状態なので気付いたら寝ているということも多いですよね?
ただ、後者は体力はある程度あるので尚更辛いと思います。
しかも、寝れない日が続くと(今夜もまた眠れないかも。。)という不安が出てきて、それが原因でますます眠れなくなるという悪循環に。。
メンタル面の何かが原因で眠れない場合は、不眠症やうつ病の可能性もあるので、問題を特定して早くケアしてあげる必要があります。
不眠症とは?
(眠いのに寝れない。。これって、何かの病気なのかな?)
体は健康なのに寝れない人はこんな風に思ってしまいますよね?
よく「不眠症(Insomnia)」という言葉を聞きますが、一体これはどのような状態を指すのでしょうか?
Wikipediaによると、不眠症とは次の通り。
不眠症(ふみんしょう、英:Insomnia)とは、必要に応じて入眠や眠り続けることができない睡眠障害である。そしてそのことが持続し、臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている場合には精神障害となる。不眠症は、入眠や睡眠持続が難しかったり、睡眠の質が悪いといったことが続いているという特徴を持つ、いくつかの医学的な兆候と症状を伴う医学的また精神医学的な障害であると考えられている。不眠症では一般的に起床中の機能障害が続いている。出典:Wikipedia
そして、この睡眠障害を引き起こすものの1つが自律神経失調症なのだといわれています。
自律神経が上手く機能しなくなると、副交感神経の機能が低下して眠ることが困難になります。
また、昼と夜が逆転し、昼に突然眠くなるのに夜は目が冴えて眠れないというようなことが起こります。
寝つけない、途中で目が覚めてしまう、すごく早く目が覚めてしまう、眠りが浅くちょこちょこ目が覚めるなどの症状が週3回以上あり、1ヶ月以上続くようであれば不眠症の可能性があるそうです。
また、極まれに脳の障害があると不眠症になることもあるので、心当たりがあるという人は一度脳外科で診てもらいましょう。
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眠れない時の対処法【9選】
では、寝れない時はどうしたらいいのでしょうか?
一般的には睡眠薬がありますが、副作用があるので「なるべく薬には頼りたくない」という人は自分でできる事からやってみてもいいかもしれません。
♥ 寝れないときは寝ないと開き直る
「寝なきゃ!」と思えば思うほど変なプレッシャーがかかり眠れないもの。
最初は、心を無にしよう、ひつじを数えようと思っていたのが、気づいたら全然関係ない事や、心配している事なんかを考えていたりするんですよね。。
なので、敢えて「寝れなかったら、別に寝なくてもいいやぁ~」に切り替えてしまいましょう。
そもそも、睡眠時間は人それぞれですし、体調や年齢によっても変化します。
「昼間、問題なく過ごせていれば夜寝れなくてもいいや٩(๑´0`๑)۶」くらいの気持ちでいたほうが寝れるかもしれません。
♥ 刺激物を避ける
眠りを妨げるカフェインやニコチンを避けましょう。カフェインには利尿作用もあるのでトイレも近くなり、これが目を覚ます原因になってしまうことも。
寝る前に何か飲みたい!という人にはホットミルクがおすすめで、牛乳に含まれるカルシウム・ビタミンB12・トリプトファンが興奮している時に優位になる交感神経の働きを抑え、リラックスさせてくれます。
♥ ゆったり系の音楽を聴く
ゆっくりした音楽は脳をリラックスさせてくれ、特に、バイノーラル・ビートという異なる周波数の音はその効果が高いそうです。
ただ、音楽は聞きながら寝ると脳が刺激を受けた状態になり、睡眠の質が悪くなるそうなので、音楽は床に就く眠る1~2時間前に聞きましょう。
♥ 太陽を浴びて体内時計をリセット
眠りの時刻は体内時計によって決まっています。
その体内時計を正しく動かす決め手は朝、太陽の光をしっかり浴びること。
目から入った光を脳が感じることで体内時計がスタートし、約15~16時間後の夜に眠くなる様準備を始めます。
毎日同じ時刻に起きて、このサイクルを上手く回していく事も大切です。
♥ 3度の食事と適度な運動
規則正しい時間に食事を食べることも体内時計を整えるのに効果的。
朝食は目覚めを良くしますし、夜食を食べない様にすれば寝つきやすくもなります。
また、運動習慣のある人は不眠になりにくいとも言われているので適度に運動も取り入れてみましょう。
♥ ぬるめのお風呂につかる
40℃くらいのぬるめのお湯に30分くらい時間をかけてじっくり入ることで、体の表面の血行が良くなり深部体温が放散・低下し眠りやすくなります。
リラックス効果のある香りやバスソルトをいれてもいいですね。
♥ 呼吸で全身をリラックス
良い眠りとは自律神経が上手く機能している状態の眠りのこと。その自律神経を整えてくれる方法の1つが呼吸です。
深呼吸によってフレッシュな酸素が取り込まれ気分がリセットされます。
呼吸をすることによって動く横隔膜は自律神経と体性神経の2つの支配を受けているので、息を大きく吐き出すことによって心拍数が少なくなりリラックスします。
深呼吸の方法は次の通り:
1. 軽く目を閉じ、意識をおへその5cm位下にある「丹田」に向ける
2. 両鼻から5秒かけて静かにゆっく~り息を吐き出す
3. 両鼻から5秒かけてカラダを酸素で満たすイメージで息を吸う
4. 吸いきったら2秒ほどそのままでいて、両鼻から5秒かけて静かにゆっく~り息を吐き出す
これを15分程繰り返します。
♥ 不眠症に効くツボを押す
ここでは不眠症を解消するのに有効だといわれている5つのツボを紹介します。
● 心包区(しんほうく)
手の平の中心にあるツボで、自律神経の乱れを鎮める効果があります
● 労宮(ろうきゅう)
握りこぶしを作った時に中指と薬指の先が触れる部分にあるツボで、心臓に働きかけて血液循環を整え、心身の疲れをとってくれます
● 安眠(あんみん)
耳の後ろの下に向かって尖っている骨から指1本分下にあるツボ。
睡眠不足の場合、このツボの部分が硬く凝っていることが多いといわれています。
● 百会(ひゃくえ)
左右の耳を繋いだ頭の天辺にあるツボで、自律神経失調症の緩和に良いとされています。
● 合谷(ごうこく)
人差し指と親指の骨がぶつかるところで、ストレス解消や精神安定に効果的。
♥ サプリメントを活用する
ただ寝るだけじゃなく、ぐっすり寝てスッキリ目覚めたいんだという人はサプリを活用してみても良いかもしれません。
最近では、「マインドガード」や「グッドスリープ」
などのハーブを原料にした自然派サプリが人気ですし、薬と違って依存性がないので必要な時だけお世話になる事もできます。
(なんか眠れないなぁ~)って時は、これらの方法もぜひ試してみて下さい☆^^
Have a good sleep☆
。+・゚☆゚*・。(づω-*)つ。+・゚☆゚*・。