赤ちゃんが欲しい・妊娠したい人は今すぐ妊活!妊娠力はどんどん低下する
赤ちゃんが欲しいけど、妊活って今すぐ始めるべき?
そんな風に思っている女性も多いのではないでしょうか。
最近は子宮や卵巣の病気にかかる女性が増加していて、「妊娠したい!」と思った時には手遅れというケースも増えていると言われています。
今回は新しい命を産み育てることに関わる私達の大切な子宮と卵巣についてみていきたいと思います。
目次
妊娠力は年齢と共に変わる!?
女性なら誰もができると考えがちな妊娠ですが、実は妊娠力は年齢と共に変わっていきます。
ここでは、年齢とともに変わっていく妊娠力をみてみましょう。
♥ 22歳
卵巣が成熟し、卵巣力はピークになり、妊娠率がもっとも高い「妊娠しやすい時期」といわれています。
ただし、さまざまな要因で卵巣力が成熟化しきれていない人も。
中には生理不順の人もいますが、生理不順は不妊につながる病気が隠れていることもあるので、生理不順が続くようであれば病院で診てもらいましょう。
また、甘いものが手放せない人も妊娠力を低下させるので注意が必要。
この時期は、体を温めたり、甘いものを食べ過ぎないなどを心がけ、卵巣力を最大に高める努力をしましょう。
また、毎月の生理が正常にきているかも常に意識しましょう。
♥ 28歳
卵巣力がゆるやかに下降をたどり始める時期。
健康な子宮と卵巣であれば妊娠率は20代前半と変わらないことも多いです。
ただ、子宮と卵巣が老化している人は妊娠率も落ちてしまいます。
生理痛がある人は子宮内の炎症や老化の可能性も大きいといわれています。
また、次の人は子宮や卵巣に関わる病気が隠れていることもあるので注意が必要です。
□ 生理痛がある人
□ 生理痛がだんだん酷くなってきた人
□ 生理日以外にもお腹や腰が痛むことがある人
□ 性交痛・排便痛がある人
□ ストレスで生理が乱れることがある人
これらに該当している人は、一度、婦人科で検診を受けることをおすすめします。
食事や日々の生活スタイルを見直して早めのケアをしましょう。
また、生理不順や生理痛がある人も、病院で検査してもらいましょう。
♥ 35歳
卵巣力はピークの半分くらいで、妊娠率も本格的に低下し始める頃。
この年齢で1度も妊娠していない人は、月1度の生理で子宮内がかなり疲弊している状態です。
日々のケアとセルフチェックを継続しつつ、子供が欲しい人は子作り&パートナー探しを積極的に行うのをおすすめします。
また、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が増えるのもこの頃です。
これらは不妊の原因にもなるので、定期的な検診は忘れずにいきましょう。
♥ 42歳
卵巣力はピークの時の1/3くらいになり、妊娠確率はかなり低下しています。
妊娠率が劇的に低下する一方で、流産率が右肩上がりに増加するのもこの頃。
日々のケアとセルフケアチェックは欠かさずに、子供が欲しい人は危機感を持って対処したいところ。
この年齢以降からホルモンバランスの乱れによる更年期症状が表れる人も。
PMSが醜くなってきたなど、何か不調を感じたらすぐに病院へいきましょう。
全年代に共通する注意事項はこれ!
次の様な人は年代を問わず注意しましょう。
□ 冷え性の人
□ 便秘がちの人
□ 夜更かしをすることが多い人
□ ストレスが多い人
□ 食生活が乱れている人
まずは生活習慣を見直して、体を温かくし、ストレスを適度に発散していきましょう。
子宮と卵巣は疲れやすい臓器
40代で初産の人もいるし、
アラサーで子供を産めるのが当たり前
そんな風に思っている人もいるのではないでしょうか?
仕事は忙しいけど、楽しくて心地の良い時間もあって、髪と爪はいつもツヤツヤ。
便秘とも無縁で、PMSも生理痛もなし。
こんな状態なら「いつでも産めるカラダ」の持ち主かもしれません。
でも、日本女性の80%以上が「生理にまつわる何らかのトラブル」を経験していると言われています。
その為「いつでも産める」は当たり前ではなくなってきています。
女性の体は妊娠や出産に備えて、驚くほど複雑で繊細なメカニズムで成り立っています。
繊細だからこそ、ちょっとしたことで異変が起き、しかも今の時代はその原因に満ちています。
早い段階で異変に気づき、受診やケアをすれば良いのですが、気づかない方や我慢を重ねる方も多いのが現状です。
30代になって『そろそろ子供を産もうかな』と思ったときに、子宮内膜症や子宮筋腫が発覚し、大変なことになっていたというケースも少なくはありません。
『赤ちゃんが欲しい』
そう思った時に妊娠しやすい体であるよう、常に日頃から子宮や卵巣のケアはしていきましょう。
見妊娠しやすい体は生理痛やPMSと無縁
女性の体の1番大事な部分の1つといわれているのが「卵巣」です。
卵巣は、卵子の貯蔵庫であり、女性ホルモンを分泌するという大事な役割を果たしています。
また、受精卵のベッドの役割をする子宮も同じくらい大事な場所です。
卵巣と子宮は、生理というダイナミックな破壊と再生を繰り返すために、とても疲れやすい臓器だといわれています。
偏った食事や過剰なストレス、喫煙や環境汚染、高齢出産などが卵巣や子宮を疲弊させ、不調の悪化や病気の若年化を招く一因となっています。
その兆候は、実は病気とは無縁と思っている20代から表れていて、PMSや生理痛、不正出血に月経不順などがこれに当ります。
特にひどい生理痛があるとしたら、それは身体からのシグナルかもしれません。
薬で抑えたり、我慢したりしては取り返しのつかないことになりかねないですし、異変を感じたら早めに診察を受けるようにしましょう。
体が健やかなら生理痛もPMSもないはず。
周りがそうだから、自分もあって当たり前と思わないことも大切です。
30歳前後はエネルギー代謝の変革期で、ちょど『これまでと違う』という変化を感じやすいタイミング。
妊活中かどうかに関わらず、女性の健やかさは妊娠しやすい状態であることを心得て、毎日の食事やケア、仕事の仕方、将来のライフプランまでを見つめ直してみましょう。