ニュースで噂の仮想通貨とは?種類やビットコインの仕組みと使い方も!
最近になって「ビットコイン」に関するニュースがまた出てくるようになりましたね。
ビットコインや仮想通貨と聞くと「なんだか怪しい」という思うのは私だけではないハズ。。
でも、実際は怪しそうなイメージがあるだけで、本当のところはどうなのかが良くわかりません。
今回はビットコインを含むそんな仮想通貨について調べてみたところをお伝えしたいと思います。
目次
仮想通貨とは?ビットコインとは?
仮想通貨とは、インターネット上にデータとしてとして存在する電子的な通貨のこと。
私たちが普段使っているお金の様な紙幣や通貨は存在しません。
国や中央銀行が管理・発行する通貨でないので、決済は金融機関を通しませんし、手数料もほとんどかかりません。
電子的通貨なので、個人同士の取引や国境を越えた送金・決済などにかかる時間も数秒~十数秒で完了!
ネット上での買い物だけでなく、普段の買い物でも仮想通貨が使用できれば、普段のお金と同じように支払うことができます。
一見、楽天Edyやsuica、nanacoなどの「電子マネー」と同じ様に思いますが、これらの電子マネーに比べて次の点で異なります。
【仮想通貨の特徴】
● 発行元・管理元が存在しない
● 換金が可能
発行元や管理元がいなくて、どうやって発行や管理がなされているの?
そう思いますよね?
これについては下で述べる「ビットコインの仕組み」でお伝えしますね♪
仮想通貨のメリットは?
わたしたちが普段使うお金と比べたメリットをまとめると次の通りです。
♥ 安い
国内・海外どこでも関係なく、送金手数料がほとんどかかりません。
♥ とにかく便利
全世界でビットコインという共通通貨でやりとりできます。
その為、円⇒ドルなどに換金する必要がありません。
グローバルな取引が多くなるこれからは大いに役立ちそうですね!
また、現金を持たなくても様々な場所でスマホ1つで決済が可能になります。
♥ 取引が早い
銀行での海外送金は着金まで3~5日ほどかかりますよね?
でも、仮想通貨ならたったの数秒で取引が完了します。
♥ 換金性が高い
ビットコインは世界中に取引所が存在し、他通貨との交換もスムーズに行われています。
取引も活発に行われているので、FXの様な為替取引と同じスピードで簡単に交換ができます。
♥ 価値が上がっていく
ビットコインには発行上限が決まっています。
その為、限度の中で皆が売買することになります。
つまり、ビットコインが普及すればするほど、数あるものを皆でシェアしていかなければならないので価値が上がることになります。
♥ リスク分散できる
わたしたちが使っているお金は国が金融危機や財政危機に陥ると通貨価値が激減してしまいます。
それに比べ、仮想通貨は特定の国家や銀行に依存しないので、世界的な経済危機などが起きた際にリスクヘッジとして通貨をキープできます。
仮想通貨のデメリットは?
● システムがハッキングされる可能性がある
ネットワーク上のデータとして存在するためハッキングを受ける可能性が0%とはいえません。
● 取引所のリスクがある
システムがハッキングを受けた場合、仮想通貨を抜き取られるケースや、取引所が破綻して引き出せなくなるという可能性があります。
仮想通貨?ビットコイン?ハッキング?
ここで、おやっ?と思った方は恐らく日本で事件になった「マウントゴックス騒動」を思い出したのではないでしょうか?
2014年2月にテレビでは「マウントゴックス社が破綻した」というニュースが流れましたよね?
報道では、システムのバグを利用した不正アクセス(ハッキング)で顧客が預けていたビットコインが盗まれ莫大な損失が出たことが伝えられました。
これによって「仮想通貨やビットコインは危険で怪しい通貨」というイメージが定着してしまったようです。
ただ、これはビットコイン自体のシステムに問題があったのではなく、マウントゴックス社という1取引所のシステムに不備があったということ。
ですから、「ビットコイン=信用できないもの、ハッキングで盗まれるもの」という訳ではなかったのです。
仮想通貨の種類にはどんなものがあるの?
仮想通貨にはいくつかの種類があります。
よく知られているのはニュースでよく耳にするビットコイン(bitcoin)ではないでしょうか?
ビットコインは仮想通貨市場で8割以上のシェアを占めているといわれていて、これが基本となっていますが、他にもこんな種類があります。
● ビットコイン(BTC)
● イーサリアム(ETH)
● イーサリアムクラシック(ETC)
● リップル(XRP)
● ライトコイン
● Steem
● Dash(旧Darkcoin)
● Monero(XMR)
● ネム(NEM)
● Factom(FCT)
● Dogecoin
● BitShares(BTS)
● モナーコイン(MONA)
● Siacoin
● Storjcoin
● Maidsafe(Safecoin)
● NXT
● Lisk
● Tether
● GameCredits
● Counterparty(XCP)
● BitCrystals
● THE DAO
● Auger(REP)
● エターナル コイン
● adaコイン(カルダノ)
● ADAコイン(エイダコイン)
こうやってみると色々ありますね(汗)
それぞれの特徴はありますが、ここでは基本となるビットコインの仕組みや使い方を中心にみていきたいと思います。
ビットコインの仕組みは?
国や銀行に依存しない仮想通貨ですが、どういう仕組みなのか気になりますよね?
先ほどお伝えしたように、仮想通貨はインターネット上にある電子マネーです。
普段使うお金のように物理的なものが誰かから誰かに渡っているわけではなく、誰にいくつ発行され、誰から誰にいくら支払われたかのデータを記録する仕組みそのものなんですね。
要は「決済システム」のことです。
よくビットコインは「暗号通貨」と言われますが、それは実際に通貨のように使えるので便宜上そう呼んでいるだけ。
そして、この仮想通貨が稼動しているシステムには次の様な機能があるといわれています。
● 取引履歴が全てどこかに記録として残っている
● 取引履歴を誰も改ざんすることができない
● 不正が発生しないよう通貨が発行されている
そして、この機能を実現するための仕組みが次のものになります。
● ブロックチェーン技術
● プルーフオブワークシステム
● マイニング(採掘)
ここまでくると、かなりテクニカルになってしまいますが。。
仮想通貨は誰にいくつ発行され、誰から誰にいくら支払われたかのデータを記録することで機能すると覚えておけば良さそうですね^^
ビットコインの入手方法は?
ビットコインは次の方法で入手できます。
♥ マイニング(採掘)する
コンピュータにマイナー(採掘機)と呼ばれるソフトウェアを使って実施することができます。
ただ、現在は個人のマイニングでビットコインを得るのはほぼ不可能になっています。
♥ 人からもらう
マイニングによって採掘されたビットコインを人から分けてもらうことができます。
♥ 購入する
採掘され、世に出回っているビットコインを取引所を介して購入する方法。
ビットコインを入手する方法としては最も一般的な方法です。
ビットコインの使い方は?
ビットコインを手に入れたら、保有する専用のウォレット(財布)が必要になります。
ウォレットは銀行口座のようなもので、保管や出金、送金や受取りができます。
ビットコインを使える場所については、日本ではまだ限られていますが、それでもビットコインが使えるお店も増えています。
例えば、化粧品や電子タバコ、SIMカード、iPhone修理などから、動画配信やダウンロード販売などに使えることが多いようです。
飲食店など、リアル店舗でも決済できる場所が増えているので、これからが楽しみですよね☆
ビットコインの相場の見方は?
■ 相場はこちらでチェック:www.coindesk.com
こちらは2017年1月6日~7日のチャートになります。
相場の変化を世の中の動きと合わせて見ると、どういった出来事が起きたときに値上がり・値下がりしているのかが分かると思います。
これによって、どのようなタイミングでビットコインに投資をすれば良いかが見えてくるでしょう。
まとめ
ここまで仮想通貨についてみてきましたが、楽天の三木谷社長が「楽天でもビットコインの導入を考えている」と述べていたところなんかを見ると、今後使える場所も増えてきそうですね。
今後のビットコインの動きや情報にも注目していくと面白いかもしれませんね☆